当院では、低侵襲でお身体にやさしく、安全性の高い手術を日帰りで受けていただけるようにしています。対象となるのは、副鼻腔炎（蓄膿症）、アレルギー性鼻炎、中耳炎などの手術で、欧米ではこうした手術を日帰りで受けることは常識となっています。患者様のつらい状態をできるだけ早く改善し、お忙しい方でも手術を受けていただけるよう、当院ではこうした日帰り手術を積極的に行ってきています。

日帰り手術後のお仕事や学業への復帰は、平均3日程度になっています。通常の入院による手術では1週間から10日かかりますのでかなり短縮されます。デスクワークなど軽い作業のお仕事であれば、個人差はありますが2～3日で普段通りの生活に戻れます。

当院の日帰り手術は、所要時間が最短15分から最長でも2〜3時間程度であり、お身体への負担がそれだけ少ないと言えます。また、拘束時間が短いため精神的な負担も軽減します。

日帰り手術では入院費用が不要です。実は入院費は通常の手術でかなりの割合を占めており、当院の日帰り手術で3万2000円～3万5000円程度の鼻中隔・下甲介手術が、1週間から10日の入院となると費用が10～15万円ほどになってしまいます。

日帰りとはいえ手術ですので、ご帰宅後、ご自宅では安静を保っていただきますが、慣れ親しんだ場所であり、他人の目も気にならないためリラックスして過ごせます。また、万が一に備えて緊急連絡先をお渡ししており、夜中でも対応できる体制を整えていますので、安心してお過ごしいただけます。