医院名:モーニングクリニック六本木 
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六本木グリーンビル7階

眼瞼内反症(逆さまつげ)

眼瞼内反(逆まつ毛)

眼瞼内反(逆まつ毛)眼瞼内反とは、俗に言う「逆さまつ毛」です。まつ毛自体が眼球に向かって生えるケース 、瞼の筋肉に緩むことでまつ毛が眼球側に反るケースがあります。まつ毛が目の表面に当たり、異物感や痛みなどの症状が起こります。悪化すると視力低下を招く恐れもあります。

眼瞼内反の原因

眼瞼内反は先天性と後天性に分けられます。先天性のケースでは、生まれつき瞼のたるみが強く、皮下組織の接着が弱いために起こります。
一方、後天的なケースでは、加齢に伴って腱膜や眼輪筋の筋力低下が主な原因となり、その他にも事故などによる外傷、結膜疾患、甲状腺疾患なども原因となります。

お子様の逆さまつげについて

お子様の逆さまつげについて子どもの逆さまつ毛は先天的なタイプがほとんどです。成長に伴って自然に改善していくことが多いので、経過観察での対応となりますが、小学校に通う時期になっても症状が続いており、目やにや充血、黒目の濁りなどの異常が認められる場合は、手術を行うこともあります。

眼瞼内反の手術

手術は埋没法と切開法の2種類があります。埋没法は、瞼に弾力にとんだ糸を埋め込んで、まつ毛を外側に調整する治療です。切開を必要としないため、ダウンタイムが短時間で終わることがメリットですが、切開法に比べると再発リスクがやや高いです。
一方、切開法では眉毛の下付近の皮膚に対して横に切開を入れ、たるんだ腱膜や筋肉を縫い縮め、まつ毛を外向きにします。再発リスクは少ないものの、切開を行うためダウンタイムが長くなります。
いずれの方法を選択するかは症状などを考慮しつつ、患者様と相談のうえで決めます。いずれの場合も手術時間は30分ほどで終了し、日帰りで行えます。